CROSS
TALK

ケイシイシイの若きリーダーたちの挑戦 ケイシイシイを牽引しているリーダー・店長の3名に、入社してから今までの挑戦のエピソードや後輩とのかかわり方、現場への想い、そしてケイシイシイのこれからについてディスカッションしてもらいました。現場の従業員に近い立場だからこその熱い想いが語られています。

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MEMBER

  • エキモルタオ店長

    中田 汐音

    2015年入社

    2015年入社
    新千歳空港直営店配属
    2016年
    ヌーベルバーグ空港店
    2017年
    ヌーベルバーグ空港店 店長
    2018年
    新千歳空港直営店 店長
    2021年
    ルタオプラス 店長
    2022年
    ヌーベルバーグ小樽本店 店長
    2023年~
    エキモルタオ 店長
  • 焼菓子ライン・
    ベイクラインリーダー

    花田 和也

    2011年入社

    2011年入社
    洋生ライン配属
    2017年
    グラスライン
    2019年
    グラスライン サブリーダー
    2021年
    グラスライン リーダー
    2022年
    焼菓子ライン リーダー
    2023年~
    焼菓子ライン、ベイクライン リーダー兼務
  • Now on Cheese♪
    Hello,Tokyo Station!
    店長

    大島 夏子

    2013年入社

    2013年入社
    ルタオプラス配属
    2016年
    ルタオプラスチーフ
    2019年
    ヌーベルバーグ新千歳空港直営店店長
    2019年
    GoodMorningTable髙島屋横浜店店長
    2020年
    Now on Cheese♪Hello,Tokyo Station! 店長
    2024年~
    Now on Cheese♪東急フードエッジショー店長兼務

CROSS TALK

入社後、一番印象に残っているチャレンヂとエピソード

花田

僕は、入社後すぐ洋生ライン入りまして5、6年、洋生菓子を作ってたんですけど、そのあと異動してアイス部門の立ち上げをやらせてもらいました。立ち上げの色んな苦労の末にやっとラインのリーダーになり、1年後に焼菓子ラインに行ってくれと言われました。「焼菓子ラインの職場環境を変えてくれ」って言われていたんですけど、自分自身リーダーとしてまだ1年しか経験がなかったので、何ができるわけでもない状況だったんです。でも焼菓子ラインに行ったときに、忙しすぎて同志のみんなが辛そうだと(気付いた)。それを見て「これはちょっと自覚持ってやんなきゃな」っていう意識がそのとき一番芽生えました。
その後の取り組みが一番のチャレンヂかなと私は思っています。経営理念もちろんそうですけど、ラインの目標をまず作ろうと思って、『挑戦 新たな常識を作る』っていう焼菓子ラインだけの目標を作ったんですよね、スローガンとして。
どんなミスをしてもいいから挑戦し続けなさいって伝えた結果、1年間で素晴らしい成果が出て、職場環境を改善されただけじゃなくて、本当にケイシイシイにとっても大きな結果となって。今では焼菓子ラインで働きたいと言ってくれる人もいますし、働いたら楽しそうだなと思ってくれる人もいる環境を作れました。本当にこの1年間、みんなで作った結果だなっていうのはすごく感じますね。

大島

この間工場見学にお邪魔させていただいて、花田さんが案内してくださったじゃないですか。現場で実際に生産している方たちとの距離がすごい近いなって思って。
フランクというか、偉い人来ましたって感じじゃなくて、ぷらっと歩いてて距離が近くていろんな人に声をかけるてるのがすごい印象的でした。こういうことが職場の改善とか、みんなが働きたいって思うことに繋がってるんだなって思いました。最初、職場環境が忙しくて厳しかった状況から、スローガンを決めたっておっしゃってたじゃないですか。ネガティブな状況とポジティブなスローガンのギャップ埋めというか、同志にとって厳しい状況なのに、何かいい目標立ててたら「いや無理だよ、こんなの」みたいに思われかねない。だからそのギャップ埋めはすごい大事だと思って、それはどういうことをやってましたか?

花田

本当今言った通りで目標を立てたときに、「いや無理ですよ」っていう声が多かったけど、「無理な理由を探すぐらいだったら、ちょっとでもできる理由探してやろう」って話を半年間ずっと言い続けて。その内少しずつ意識変わり始めたときに、「これできる?」って声をかけたら「何とかやってみます」って返事に変わり始めた。それから数字面でもすごく変わって、残業時間削減しながらも、総生産高も向上してるんですよね。簡単な話かもしれないですけど、意識改革を訴え続けた。そして自分がそれに伴った行動しないとみんながついてこないから、自分は絶対にどんなことがあっても下を向かなかったし、正直しんどいときはしんどかったけど、でもずっとプラスの言葉を使って笑顔で「よしやろう」って言い続けたっていうのが一番大きいかなっていうのはありますね。

大島

すごいと思います。

花田

僕の恩師がそういう人だったんでその人をまず越えなきゃって考えたときに、想像以上のことを絶対しようって思って今に至るので。ケイシイシイに入ってその人に出会えたから今の僕がいるので、今後入ってくる人は僕がいて僕みたいになりたいと思う人がいてくれればいいな(笑)それが僕から次の人へってずっとプラスの影響をが受け継がれていくと思うので、焼菓子・ベイクラインに入ってくる方は、ぜひ私を目標にしてもらえればなと思ってます(笑)

大島

これを太文字でお願いします!(笑)

花田

よろしくお願いします!

大島

アンダーラインも引いてもらって(笑)

中田

私は接客プロジェクトをやってて。
以前も実施したことはあったんですけど、今回は販売部全体で『寄せ、溜め、売り、次』というケイシイシイで大切な接客4大活用の部分を伝えた上で、ロールプレイング研修っていうのを行っております。これが私の接客に関する大きいチャレンヂでした。
最初は先輩から接客を教わると思うんですが、先輩によって教えることが違ったりして、その検証が出来ていないという部分が課題として見えてきています。何とかしてお客様が喜んでくださって、かつ皆が楽しい接客を伝えたいなと思ってるんですけど、どうしても限られた時間の中で何をするのが先決なのかって悩んでしまって。
入社してくれる同志たちはたくさん覚えることがあるので、混乱しないようにしてあげたいですね。接客の何を伝えたら、ケイシイシイで頑張ってくれるかなって常に考えながらやってはいるんですけど、でも難しいです。

大島

すごいと思います。どんどんその対象となる人数が広がってるじゃないですか。最初は店舗単体だったところから、小樽のメンバーに広がって、それが販売部全体で実施していくっていう部門で接客を向上させていくっていうところの第一線にいることがすごいなって思います。

店長としてのチャレンヂ、突き当たった壁

大島

コロナが明けて、ちょっとずつお客さん戻ってきて売上が上がってきたときに、理由も分からず売上が上がって、お店がただ回っているだけの状態になった期間があって。そこがすごく難しかった。売上を上げたいと思って頑張ってきたのに、ただ外的要因で売上が伸びてるのが自分ではとてももどかしい時期がありました。
対策を打つことの大切さと、仮説を立ててこうしてみようっていう、一歩先の行動をすることが店長にとって一番大事な志事なのに、それができずに同志たちを引っ張っていけなかったところがすごく壁にぶち当たった部分かなと思います。
東京駅の戦い方がそもそもわからないし、何をやればいいかわからない。わからないけどやらなきゃいけないところも葛藤でした。
1年ぐらい「売上が上がってるけど、自分はそれに追いついてない状態」があったっていう感じですね。でもそれに気づいてからはちゃんと分析して何故売上が上がっているか理由を説明できるようになったし、周りからも「これをやってるから私の店舗がいい成果が出てるんだ」って思ってもらえるようになった。

中田

ずっと成果をだしていて、すごいなって思います。会議で毎回表彰されていて。でもそんな中でそんなモチベーションの時があったんだって思いもしませんでした。

大島

ありました。(笑)店長が「やるぞ!」って言わなきゃやっぱ前に進まないじゃないですか。だから人のエンジンをかけるところは、すごい負荷がかかることなので、ただ頑張るぞって言ってもついてこないし。ちゃんと私から「こうしたいんだ!」って言わなきゃいけないんですけど、気持ちが追いつかないときがしんどかったな。
コロナの時は売上げが低いことが自分たちのせいではないって思っちゃうこともあって、コロナが明けて周りの店舗の売上が伸びているのを見たときは落ち込みましたね。東京駅は比べるお菓子会社が多いし、別ブランドのP&Tやあんバタもあるし、シュクレイさんもいるんですよね。その時期は結構苦労したかなって思います。それがないと多分今這い上がっていないので、今となってはこのことがあってよかったなって思います。

部下とのコミュニケーションの取り方

花田

『褒める・認める・伝える』僕はこの三つを徹底してやってるつもりです。人によっては懐に入りすぎると嫌な人もいるので、その人に合わせて全て対応変えています。
ちょっとした言葉のニュアンスや伝え方を変えたり。注意するにしても「あなたのここはすごいできてるから、次はここも直してやってみたら?」とか、1個褒めてしっかり見てみているよっていうのを伝えてますね。
人が多いので、ラインに入った時はしっかり声かけしてその人の頑張りを見てるよってちゃんと伝えてあげる。あとは朝礼の時に、こづち発表あるんですけどコメントは絶対僕するんですよ。他の人が当てられても、僕も絶対言うようにしてます。ちゃんとわかって見てあげてるから大丈夫だよっていうのを伝えるにしても、大勢の前で伝えると「自分のことを見てくれてるんだ、もっとやんなきゃ」って思ってくれる。僕もそうだったし。僕がしてもらった良いことは後輩に返してあげたいなって思っています。

中田

めっちゃそうですね。

花田

僕は結果よりも、その部分を大事にしとけば勝手に結果に繋がるのかなって思ってます。焼菓子ラインは2年目に入りますけど、改めて褒めることは意識してやるようにしてますね。6人の即戦力社員の兄弟子ノートも全員にコメントを記載してます。コメントを書くと喜んでくれるし。
文字や口頭でも伝えることって大事だと思う。
普段コミュニケーション取れないこともあるから、帰り際に挨拶してくれる子には「来い!」って言って、必ずそこで一言、二言話せるようにするとやっぱ笑顔を見れるし、ちゃんと会話のキャッチボールができるというか。

大島

私は、人によって求めるレベルを変えることは意識してます。例えばチーフに対しては強く結果を求めることもあるけど、役職のない子にはいいところを伸ばすためのことしか言わないとか、アルバイトの子にはすごいって思うことを言い続けるとか、同じことを教えるのでも、レベル感を変えることはめっちゃ意識してて。
ケイシイシイは、『褒める・承認する・良いところを伸ばす・長所を伸ばす』っていう考えがあるじゃないですか。もちろんそれはしっかりやるんですけど、それだけをやられても自分の自己重要感を満たされない人もいるから、あえてレベルの高いことを強く要求するということもあります。

花田

わかるわかる。

大島

褒めることはケイシイシイの社風としてすごく大事なこと。自分もそうやって今まで育ってるから、同じようにみんなにしたいなって思ってます。抽象的に褒めることは悪だなって思って。「今日すごいいいね」って言って嬉しい人もいるけど「どこが?」って思う人もいるし、褒める社風だからなんかいいねって適当に言われてるって思う人もいるので、ちゃんと具体的に褒めています。
例えば呼び込みがすごかったら呼び込みがいいねっていうんじゃなくて、「○○さんの声のトーンがここまで聞こえて、遠くのお客様にも理解をしてくれるからいいね」って伝えます。他の子はそこまでできないけどあなたはできてるよっていうところを褒めてあげることを意識してますね。多分人から褒められることは自分では意識してないことも結構多いと思ってるんですよね。例えば呼び込みのセンスがあって感覚でできる人がいるじゃないですか、
この子は多分自分の何がすごいかってわからずにやってるから、呼び込みすごいねって言われても本人は当たり前にやってるだけって思うだけだからこそ、そこに気づかせるために具体的に他の人と違う部分を伝えたりしています。

花田

自分の弱さを見せられるかも大事だよね。

大島

そう!
みんなを引っ張っていく上で店長の駄目なとこ見せるのは良くないって思うけど、みんなリーダー・店長をすごい人だ何となく思ってるところあるじゃないですか。だからこそ「私できてないのに出来てすごいね!」っていう言葉が響きやすい。

花田

めっちゃわかる。結局リーダーや店長って結局名前ついて役職もらってるだけで、人としては変わらないじゃないですか。
役職の名だけでいると、本当意味ないし、一切ついてこないんだよね人が。

大島

私はカチッとはできないタイプだから、あえてそういうカジュアルな面も見せていく。それも含めて自分のマネジメントの仕方なんですけど。

花田

すごい今かっこいい!

大島

「店長だ」って肩の力が入ってしまうと、やっぱ自分もしんどくて。志事が楽しくなくなっちゃうから自分が楽しくなれる状態の自分でみんなと関わりたいですね。

中田

一番は自分が楽しく仕事をしつつ、積極的に同志たちとコミュニケーションとって、話を聞いて、伝えたいことがあるときは即伝えるっていうを実践しています。
みんなには不安なことがあったら言って欲しいですし、自分が先輩からしてもらって嬉しかったことはしてあげたいという思いをずっと持ち続けて共育にあたってます。
同志と話していると、今話ができて嬉しいんだなって感じ取れるんですよね。『ありがとう』って伝えたり、いいところを伝えるだけでこの人は見てくれているんだなって安心できると思うんです。
みんなに「一緒にお店を作っていこう」っていう気持ちがないと一緒の方向を目指していけないし、店長が偉そうにしてるって思われたら、それまでなのかなって思います。
同志たちに「中田さんに教えてもらって良かったです!」って感謝の気持ちを言われた時は、伝えて良かったんだなって思います。同志が成長してのちのち知ることもありますし、私も店長に教えていただいたことは今でもすごい覚えてたりするので、後輩には返していきたいですね。

ポジティブでいるためのアプローチ

中田

マイナスなことを言われたときにいかにプラスに伝えるかが大事ですよね。
例えば今日お客様からご指摘を受けても、「今それに気づくことができてよかった」「この程度でよかった」っていかに伝えていくか。いかにポジティブに考え方に変えていけるかを意識してますね。

花田

これは意味がわからないパターンだけど、この間ため息してた人がいて、僕はその子に「プラスのため息ありがとう」って言いました。(笑)

大島

それは花田さんしかできない(笑)

花田

次会った時にちょっとでも相手が変わったなって思えたら嬉しいし、面白いなって思ってもらえればいいかなと思うから、ちょっとでも気持ちの変化があればいいかなって。

大島

私は、お客様からご指摘を時にネガティブに捉えず、みんなの接客見直そうっていう視点でプラスに変えて行動しています。
プラスに考えるだけで、実際の行動が早く、前に進むようになって結果プラスに転じていく。受け入れてから進むみたいな切り替えは大事だと思います。

これからチャレンヂしたいこと

花田

ケイシイシイの未来に関わってくると思うんですけど、店長とリーダーたちの関係性を築けるプロジェクトを作ろうとしていて、店長とリーダーに向けて勝手にメールを送ったんですよ。そういうプロジェクトを始めたいから一旦集まってご飯でもどうですかっていうのを送って。
社長、部長、マネージャーが方針を言ってくれていても現場には伝わりにくい部分もあるんですよね。現場を見てる僕たちの認識が間違ってなければ、現場同志のつながりが強固になっても悪い方向に進むことはないと思う。現場主義って言ってるぐらいなんで、本当にそこが大事かなって思っています。
ケイシイシイは30代前半の人たちが多いと思うんですけど、結構若いと思いですよね。これからのケイシイシイの未来をつくるのは、僕たちだなって思います。こうやって能力の高い人たちが集まってるのに勿体ないなと思ってる。みんなで話して、みんなで認識を合わせながら、製販一体となって、ケイシイシイをさらに進化させていきたいなと思います。プロジェクトの立ち上げをすることができたので、こういうプロジェクトがケイシイシイにあるんだって他のグループ会社にも広めていきたいなっていうのがあります。

大島

普通の人にはできないことだと思うんですよ。
ビックリマークがたくさんついた「プロジェクト始動いたします!!!!!」って、メールが来たんですけど、すごい熱を持ってて(笑)

花田

でもこんな笑ってるけど、みんなめっちゃマメに返してくるから。
ケイシイシイの結果が上がってくんだったら絶対いいと思うし、そういうプロジェクト私は新たなチャレンジとしてやります。成功させます。

ケイシイシイで活躍する人とは

花田

多分みんな一緒だと思うんですけど、元気で笑顔で楽しめる人。
何もわからないままここまでリーダーなったんですけど、そのとき会社が選んでくれて育ててくれたからこそ、僕はいつも元気だし、楽しそうだし、いつも笑ってるし。って言われます(笑)
失敗してもいいから、新しいことにしっかりチャレンヂしながら、負けないぞっていうその気持ちを持ちながら、一緒に戦える人かなあ。僕は自分の長所を伸ばしてここまでできてるし、中田さんも大島さんもきっとそうだし、長所を活かして、みんなのマイナスをカバーし合えればいいと思ってるんで。本当に楽しめる気持ちが強い人がいいかなって。

中田

私は、ケイシイシイのお菓子が好きな人と志事したいなと思ってます。
好きなことだったら、楽しいことも、つらいことがあっても頑張れる。私が就活のときに教わったんですけど、絶対『好きなことに携わった方がいい』っていう言葉がもう今でも忘れられなくて。本当に好きなことを志事にできてよかったなって思います。
少しでも興味あったり、ルタオのお菓子美味しいなとか、それだけでもいいです。お菓子を作りたい、この会社で活躍したいっていう何か思いがあれば嬉しいなとは思います。

大島

私は、ちょっと固いかもしれないですけど、『当事者意識を持てる人』です。
『○○さんのために!追いつくために頑張ろう!』って思えたら多分自然に当事者意識が上がるし、成長意欲が増していくと思うので、そこですかね。それを感じれないと、解決すべき課題があってもただ働いてるだけですよね。お店も成長しないし、自分も成長しないし。何でもいいので「風を吹かせる」意識で発言したり考働してくれれば、誰かが新しいことを考えるきっかけになるかもしれない。その考働を起こすことが大事という意味で、私は意識がある人がいいなって考えます。

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